ここ最近、北朝鮮は中国への嫌悪感を露骨に表している。北朝鮮が暗に中国を批判することはこれまでにもあった。ただし、これまでは、「なぜ、中国は我が国の味方をしない」というニュアンスの批判だったが、このところは「伝統の友誼関係を捨てた裏切り者」と、非難の度合いは高まっている。
(参考記事:「血の友誼投げ捨てた」北朝鮮メディア、中国を辛らつに批判)(参考記事:中国に牙をむく金正恩氏「社会主義の裏切り者」…北朝鮮内部文書)
北朝鮮の主張は、中国が国連安保理の制裁決議に賛成したことに対する反発のように見えるが、実際にはそれだけではない。