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朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

 【平壌4月2日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、国連安保理が米国・南朝鮮合同軍事演習の提訴に顔を背けていることに関連して2日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

共和国は、米国がわれわれの警告と国際社会の一様な糾弾にもかかわらず、あくまでも侵略的な「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル16」合同軍事演習を開始したことに関連して緊急会議を招集することを国連安保理に求めた。

スポークスマンは、朝鮮がこのような提訴をしたのは米国・南朝鮮合同軍事演習がその規模と性格において国際平和と安全を破壊し、国連憲章に明示されている自主権尊重の原則を最も乱暴に蹂躙(じゅうりん)しているためだとし、次のように明らかにした。

今回、国連安保理が米国・南朝鮮合同軍事演習の提訴に顔を背けたのは、平和と安全保障という自分の使命も、国際機関としての活動において生命となる公正さもすべて投げ捨て、米国に忠実な政治的道具に転落したということを全世界にさらけ出したことになる。

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