「北朝鮮は、中国を日米韓同盟と同じ線上に上げて、『敵国』扱いすることを今回の指示文で宣言した形だ。米国は恐ろしい的、中国はにっくき敵と定義し、さらに『核暴風』という表現を使うなど、核やミサイルで中国を脅かし始めた」(李英和教授)
李教授はさらに「北朝鮮は1961年に中国と『参戦条項』を含む『朝中友好協力相互援助条約』を結んだが、今回の指示文は北朝鮮がこの条約の破棄を事実上宣言したも同然だ」「中朝両国は今後、関係悪化を超えて緊張状態にまで突入する可能性が高い」と述べた。
「すべての党員と勤労者は、社会主義を裏切った中国の圧迫策動を核暴風の威力で断固として打ち砕こう」とのタイトルで始まる文章の全文は以下のとおりだ。