「期間を過ぎた理由を書類に書いて出せと言われた。書類を作成して提出したが、今度は書類に不備があると突き返された」(華僑のチャンさん)
結局、チャンさんは何度も領事館に足を運ぶはめになった。 丹東に滞在している別の華僑のリャンさんによると、出国ビザの有効期限90日を過ぎても、そこからさらに90日が過ぎる前に申請すれば、日を遡って申請したことにしてもらえた。しかし、今では期限が切れてから30日以内でなければ、このような申請はできなくなったという。
また、以前は出国ビザの延長申請を繰り返すと、北朝鮮出国後180日の滞在が可能だったが、今では120日まで短くなってしまった。
北朝鮮当局は「華僑が北朝鮮に良からぬ情報を持ち込んでいる」と監視の目を強めている。今回の措置もその一環と思われる。