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炭鉱地帯にある順川は、燃料供給にも問題が少ない。交通の要衝のひとつでもあり、材料の入手や完成品の輸送も容易だ。さらに平壌という大消費地も近い。

電力難の深刻な北朝鮮だが、電気が優先的に供給される国営工場の建物を借りることで、ミシンなどの機械の使用にも問題がない。

国際社会の経済制裁強化により、国主導の計画経済はますます苦境に追いやられることが予想されるが、「草の根資本主義」がその穴を埋めることが出来れば、北朝鮮の資本主義化はますます進行するだろう。