金正日が韓国の金大中元大統領の死去に対してメッセージを発表し、哀悼の意を表明したと、北朝鮮の中央通信が19日に伝えた。
金正日は金元大統領の遺族に送ったメッセージで「私は金大中元大統領が亡くなった悲しいニュースを聞き、イ・ヒホ夫人とその遺族に哀悼の意を表します」と語った。
また、「金大中元大統領は残念ながら亡くなってしまったが、民族の和解と統一に向けて彼が成し遂げた功績はこれからも民族の心の中で永遠に生き続ける」と述べた。
金正日からのメッセージは金元大統領が死去してから1日後に発表されたものの、 盧武鉉前大統領の時には2日後にメッセージを発表した。
しかし、同通信はこの弔電をいつ、どういう方法で遺族に渡すのかについては、言及しなかった。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金大中元大統領の死去については、「韓国の延世大学セブランス病院で入院して治療を受けていた金大中元大統領が18日に 惜しまれて逝去した」と簡単に報じた。
金正日が金大中元大統領の死去で迅速にメッセージを発表したため、お葬式に北朝鮮から弔問使節が参列する可能性も注目されている。