VOAは、山林面積が減少した主な原因が、食糧不足を凌ぐための個人耕作地、燃料用木材の伐採、土壌の侵食だと分析。
北朝鮮当局は「自然との戦争」を宣言し緑化事業を進めているが、いびつな政策のせいで、全く効果が現れていないことが明らかになった形だ。
当局は、植林するために個人耕作地を没収したり、土葬を禁止するなど、かなり強引な方法で緑化事業を進めてきた。
しかし、土地を奪われた人々は、植えられた木を引っこ抜き、再び作物を植えて抵抗した。また、国は国で、様々な事業に使うとの名目で、森林を大々的に伐採している。これでは、森林は減る一方だ。