国際制裁が強化され、金脈が絶たれつつある北朝鮮にとって、海外への労働者派遣は数少ない外貨稼ぎ手段の一つだ。労働者の数を増やすために、北朝鮮当局は応募条件を緩和したが、その数が10万人を超えるという証言が飛び出した。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

丹東在住の朝鮮族情報筋によると、15日の午後7時頃、200人以上の北朝鮮労働者が入国し、バスに乗ってどこかへと消えていった。その多くが20代女性だったが、暗くなる頃を見計らって入国したことから、周りの視線を気にしているようだったと情報筋は伝えた。

周辺の商人によると、彼女たちはさほど荷物を持っていなかったので、ビザ更新のために一時帰国していた可能性が高い。中国に派遣された北朝鮮労働者の多くが、正式な就労ビザ(Zビザ)ではなく、親戚訪問用の訪問ビザ(Fビザ)で中国に入国する。