1950年代後半、金日成氏は、「自力更生」のスローガンを掲げて重工業路線を主張し、当時のソ連に依存した軽工業路線を主張する延安・ソ連派と対立した。1956年には「8月州宗派事件」を通じて反対派を粛清し、路線闘争に勝利。金日成独裁体制を完全に確立させた。

金正恩第一書記は、祖父・金日成氏のように、「自強力第一主義」というスローガンを提唱しながら、対外依存、とりわけ中国依存からの脱却と中国に依存する勢力を排除しながら、自身の独裁体制の強化を狙っているのかもしれない。

しかし、金日成氏の自力更生路線は90年代には完全に破綻し、北朝鮮経済は、今もその後遺症に苦しめられている。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

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