ヒョン・ジョンウン現代グループ会長の訪朝の日程が、さらに1日延長された。金正日との面談が実現しなかったためであると観測される。
現代グループは14日、「ヒョン会長一行が平壌滞在の日程をさらに1日延期すると知らせてきた」と明らかにした。
現代アサンのチョ・ゴンシク社長がこの日午前、開城に向かうために京幾道坡州のトラサン南北出入事務所に到着した後、「ヒョン会長の日程は順調に進んでいる」と述べ、「金正日国防委員長との面談はまだ実現していないと思われる」と語った。
統一部もこの日、ヒョン会長は北朝鮮の統一戦線部のキム・ヤンゴン部長と晩餐に参席したが、金正日との面談は実現しなかったと明らかにした。
10日に2泊3日の日程で北朝鮮に入ったヒョン会長は、3回にわたって1日ずつ滞在を延長しており、滞在は5泊6日になった。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面前日、現代アサンの職員ユ・ソンWンさんを抑留から137日ぶりに解放した金正日が、ヒョン会長との面会を避けようとしているとも思われるが、それについて面談の対価が不足しているからではないかという分析も出ている。
また、ヒョン会長に対外的な対南業務を統括する統戦部のキム部長が会ったのも、金剛山観光や開城観光の問題を議論する立場にあるためと予想される。
それだけ北朝鮮が観光問題と開城工団の現金収入の問題に熱を上げているということでもある。