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北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党書記が、対北制裁決議案が採決される直前にロシアを極秘訪問したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

RFAの対北消息筋は10日、「金英哲書記が北京経由でモスクワに飛び、ロシア当局者と国連制裁に関する議論を交わした。北京で、中国当局の関係者と面談したのかは不明だ」と明らかにしながら、「訪ロのタイミングは、米中が対北朝鮮制裁決議案の草案を作成し、安保理理事国に配布した時期と近い」と語った。

今回の制裁決議案は、本来2日にも採択される見通しだったが、ロシアの要請で1日延期。さらに、北朝鮮への航空燃料の輸出の禁止を定めた項目に修正が加えられた。この裏に、金英哲氏の訪ロがあったと情報筋は指摘する。

「金英哲書記は、国連常任理事国であるロシアを動かして、制裁決議案の採択を妨害するためロシアを極秘訪問した」(RFAの消息筋)

一方、現時点で北朝鮮メディアは金英哲氏の訪ロを一切報じられていない。

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中国の別の消息筋は「金英哲氏は、昨年末に死亡した金養建(キム・ヤンゴン)書記の後釜として対南業務を総括しており、金正恩氏に直接安全保障に関してアドバイスしている」と語った。

金英哲書記は労働党代表団団長の立場として、2月11日にラオスを訪問。ラオス大統領と面談し、ラオス人民革命党と朝鮮労働党間の協力を約束するなど、精力的に対外活動の幅を広げている。

また、ラオスが脱北者の主な避難経路であることから、同国政府に脱北者の送還や取り締まりを要請した可能性もある。