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韓国の与野党は現代アサンの男性職員ユ・ソンWン氏(44歳)が北朝鮮に拘束されてから136日後に解放されたことに対して、歓迎の意を示した。一方で、解放の見返りとして補償を渡してはならないと強調した。

ハンナラ党のユン・サンヒョン報道官は14日、「挑発と誤った行動に補償できないのが原則だ。ユ氏が不法に、強制的に拘束された事件が解決できたのは、これまで一貫して原則を守ってきた李明博政権の対北政策に対する北朝鮮の答えだ」と評価した。

第2政策調整委員会のファン・ジンハ委員長もラジオ番組に出演して、「北朝鮮を絶対に支援してはならないというのが国民の声だ。対北政策の原則に変わりはない。一貫した対北政策を維持する」と強調した。

また、「アメリカの女性記者2人を解放したため、同じ民族である韓国の勤労者を拘束する名分がもう無くなっていたのだろう。しかし、これで南北関係にポジティブな変化が現れるとは言えない」と指摘した。

民主党のノ・ヨンミン報道官は「時間はかかったが、今でもユ・ソンWン氏が解放されて大変嬉しく思っている。梗塞している南北関係の切り口が開くきっかけになることを願っている。また、ヨナン号の船員にもよい知らせがあることを期待する」と話した。

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自由先進党のパク・ソン?燈?ケ官は、「人質の解放は悪行の中断にすぎない。決して善行にはならない。政府は人質解放と関連した全ての過程と条件を明らかにすべきだ。そうでなければ、北朝鮮の常習的な拉致を終わらせることができない」と促した。

また、「韓国政府はユ氏の解放と関連して、有形無形のどのような見返りもしてはならない。金剛山射殺事件もユ氏拘束事件も、すべて北朝鮮に責任がある。北朝鮮に対して堂々と強い姿勢を取らなければ、南北関係は上手く行かない」と強調した。

親パク連帯のソン・ヨンャ搭c員は、「政府は開城工業団地に滞在している勤労者の身辺の安全はもちろん、再開可能性のある金剛山と開城観光で、これ以上韓国国民の身辺が脅かされたり、安全の問題が生じないように制度を見直すべきだ。そして、北朝鮮当局が安全の問題に関して保障するよう要請することが急がれる」と話した。

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大統領府もユ氏の解放と関連して、「時間はかかったが、大変嬉しく思っている。韓国政府はこれからも一貫した対北政策の基調を維持する」とコメントした。