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“自分は真水を飲んで、幹部たちには酒を飲ませて本心を把握した”

黄長ヨプ北朝鮮民主化委員会委員長は、自由北朝鮮放送の‘黄長ヨプ講座’で、“金正日は変わっていない。今もジャンパーを着て、ずっとそうしているのではないか”と、金正日に関するエピソードを紹介した。

“(北朝鮮で金日成大総長在職当時)金正日が一度、酒を飲む宴席を開いた。ところが、他の人たちがしきりにやって来て、(酒を飲まない私に)酒を飲ませようとした。それでも私が飲まないでいると、最後にはキョンヒ(金正日の妹)が来て、‘総長先生、本当に飲まないの?ちょっとお飲みなさい’と言った。それで私が少し飲むと、(金正日が)私に、‘堪えるところは最後まで堪えなくてはならないでしょう、キョンヒがさしあげたからと言って飲むふりをすればよいのですか’と言った。その時は金正日はとてもよいことを言ったと思った。金正日は自分のコップにコニャックの40度あるものをこうして注いだが、それは真水だった。それで私がキョンヒに、‘(金正日は)どうしてそうするのか’と聞いたら、金正日はそうやって(幹部たちが)酔った後に本心を調べるというのだった”

黄氏はまた、“金日成も在世に、金正日は文武を兼ね備えていると誉めたことがある”と述べ、“金日成は戦争が起きても、正日はどこかに逃げだす人ではないと評価していた”と語った。

また、“金正日にはひどく我慢強い面がある。医師が‘お酒を飲まないでください’と言えば飲まない”、“しかし金正日が徹底的にエゴイストであるのは事実だ。横の中国があのように大きく発展するのに、自分の住民をすべて飢え死にさせ、核兵器を持っていたずらをするのが人間か”と批判した。

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黄氏は、金日成が書いた作品と宣伝されている’老作’も私が書いたものだが、これを学習(教育)しなければならないのも苦情だったと述べた。

“(北朝鮮では) 私が書いてあげたそのいわゆる老作というものを、中央党の学校で解説するのだが、私も来て聞きなさいと言うので本当に困った。それで私も行って耳に耳栓をしてじっと座っていた。それでもしきりに耳に入ってきた。私が書いた通りにしてくれたら耳もふさがないのに、これをくず拾いの親分のように更に改悪して、またするから、どうしたらよいのか”

黄氏はそれ以外にも、北朝鮮民主化委員会創立と関連し、脱北者たちの活動を強調した。

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黄氏は“脱北者たちは本当に貴重な人材”と言い、“そこ(北朝鮮)で独裁を実際に体験して、ここ(韓国)に来て民主主義の長所を体験した。しっかりやってくれたら、北朝鮮を解放して、我が民族を統一するのに大きな役割を果たすことができるだろう”と語った。

“どのようにすれば脱北者を民主主義的な指導理念で武装させて、一層組織的な連携を強化することができるのかが当面の課題”と言い、“とても貴重で、また愛国的な革命の人材たちなのに、どうしてそのような人材を埋もれさせているのか”と指摘した。