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アメリカのビル・クリントン元大統領が電撃的に訪朝し、北朝鮮で釈放された中国系アメリカ人女性記者、ローラ・リンさんが12日(現地時間)、北朝鮮で感じたことを紹介して、釈放のために尽力した多くの人に感謝すると明らかにした。

ローラ・リンさんはこの日、自分たちの釈放のために作られたウェブサイトを通じて、「北朝鮮に抑留されて孤立して怖かった時、私に力をくれて信頼を持ち続けられるようにしてくれたことの1つが、ユナと私に対する大きな声援だった」と述べ、「皆さんが巨大な動きの1つで、私はそれに対して永遠に感謝する」と伝えた。

ユナ・リーさんも11日にウェブサイトを通じて、「私たちが家に戻るまで、皆さんは努力を中断しないということを分かっていたので、北朝鮮で一日一日を堪えることができた」とし、釈放のために努力したすべての人に感謝すると述べた。

ローラ・リンさんは「いただいた手紙を通じて、数多くの美しい徹夜の祈り、釈放ウェブサイト、嘆願書、フェースブックグループと草の根の努力のことを知った」と紹介して、「極限の暗闇と絶望の時に、私は私に愛と希望のメッセージを伝えてくれた、一つになった多くの人たちのことを思った」と明らかにした。

また、「私は数多くの立派な人たちの声援なしには、ここで今日、自由に家族と再会できていなかっただろう」と言い、「私の深い感謝の気持ちは、言葉では表現することができない」と強調した。

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特に、「(北朝鮮での)経験は、人生で最も辛いことだったが、その中から何か美しいものが出て来たようだ」とも述べ、「それはたくさんの人が希望と平和を目標に掲げて、一致したこと」と話した。

ローラ・リンさんはさらに、北朝鮮で6月11日に書いた日記の内容を公開した。

リンさんは日記に、「私は多くの人の声援に圧倒されて感動した。愛する方たち、友人、しばらく連絡が途切れた人たち、そして合ったことのない方まで。人類に対する希望を持つ。私も似た境遇に置かれた人の良き友、またはその人を思いやれる人になれたらよい」と書いていた。

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リンさんはそれ以外にも、「ユナと私は抑留された話が嬉しい終わり方をした運が良いケースだ。けれども、他にもこの先どうなるか不確実なまま抑留されている記者が全世界にはたくさんいる」と述べ、「私たちが家に帰れるようにしてくださった力が、このような記者たちの自由に対する震えに向けられることを願うことが、私の真摯な希望」と伝えた。

ユナ・リーさんが11日に掲載した文章には、100件近い書き込みが送られた。その中には、「家に戻れたことをお祝いします」、「準備ができた時に、あなたが会った北朝鮮の難民について話してください。彼らの話、そして(北朝鮮の)人権侵害は知られなければならない」などの言葉もあった。