北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、論評「われわれの警告を誤って判断するな」を通じて、米韓合同軍事演習を反発した。

論評は、「(今回の演習は)朝鮮革命の首脳部を狙った『斬首作戦』と戦略的要衝を不意に占領するための奇襲上陸作戦、われわれの核打撃手段に対する核先制打撃作戦」と強調しながら「挑発性と悪らつさ、無分別さにおいて、史上極致を成す大規模な北侵核戦争演習騒動である」と非難した。

また、「実戦配備された核兵器を含むわれわれのすべての軍事的攻撃手段は、最高首脳部の南朝鮮解放、米国懲罰作戦計画に従って南朝鮮作戦地帯内の主要打撃対象とアジア太平洋地域の米帝侵略軍基地、米本土を精密照準し、せん滅的な発射の瞬間だけを待っている」と警告しながら、最後は「われわれは、空言を吐かない」という言葉で威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

われわれの警告を誤って判断するな朝鮮中央通信社論評

【平壌3月9日発朝鮮中央通信】米帝と南朝鮮のかいらい好戦狂らが、われわれの警告にもかかわらず7日から南朝鮮全域で「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル16」合同軍事演習をとうとう開始した。

今回の演習は、好戦狂らが公然と唱えた通り、朝鮮革命の首脳部を狙った「斬首作戦」と戦略的要衝を不意に占領するための奇襲上陸作戦、われわれの核打撃手段に対する核先制打撃作戦などを含む「作戦計画5015」の実戦の可能性を確定するのに目的を置いた挑発性と悪らつさ、無分別さにおいて、史上極致を成す大規模な北侵核戦争演習騒動である。

侵略者は、犯罪的目的を公開した今回の核戦争挑発策動にも「定例的」という看板を公然と付けることによって、自分らの反共和国圧殺野望が過去も、現在も少しも変わっていないということを世界に余地もなくさらけ出した。

今、国際社会は敵対勢力がわれわれの自衛的な初の水爆実験と合法的な地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げに言い掛かりをつけてつくり上げた不当極まりない国連「制裁決議」によって生じた朝鮮半島地域の険悪な情勢に懸念を表し、それが一日も早く緩和することをいつよりも切に願っている。

まさにこのような時に、米国とかいらい一味が膨大な兵力とほとんどすべての3大戦略核打撃手段まで総動員してわれわれの尊厳と自主権を併呑するために最後のあがきをしているのである。

これこそ、平和と安全を願う国際社会の念願に対する正面切っての挑戦であり、侵略者、情勢破壊の主犯としての正体を赤裸々に見せる明白な証拠である。

凶器を振り回して横暴非道に襲い掛かる強盗は、いかなる論理や頼みごとによっては絶対に追い出すことができない。

今日の厳しい現実は、敵の不正義の力を正義の力で圧倒するために、わが共和国が早くから自衛的戦争抑止力、核先制打撃力を千倍、万倍に打ち固めてきたのがどんなに正当で、先見の明のある措置であったのかを再びはっきり実証している。

米国とかいらい逆賊らが、史上最大規模の合同軍事演習と高強度「制裁」をうんぬんし、いくら意気軒昂(こう)となっていても、われわれはびくともしない。

一心団結の城塞によって強固で、自力自強の衛星で世界に明るい光を放ち、自衛的核抑止力によって無比強大なわが共和国をあえてどうにかしてみるということこそ、笑止千万なことである。

今、わが軍隊と人民は尊厳あるわが共和国の自主権と安全を乱暴に侵害したあげく、われわれの生存の空間を核惨禍の中に追い込もうとする米国とその追随勢力の核戦争挑発狂気に全面対応するための総攻勢に進入した。

実戦配備された核兵器を含むわれわれのすべての軍事的攻撃手段は、最高首脳部の南朝鮮解放、米国懲罰作戦計画に従って南朝鮮作戦地帯内の主要打撃対象とアジア太平洋地域の米帝侵略軍基地、米本土を精密照準し、せん滅的な発射の瞬間だけを待っている。

敵がわれわれの無慈悲な報復せん滅の意志を見誤ってあくまでも冒険的な軍事的侵攻を断行するなら、わが軍隊と人民は想像外のチュチェの戦争方式で挑発の本拠地をあっという間に火の海、灰燼(じん)につくってしまうであろう。

われわれは、空言を吐かない。

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