衛星写真で北朝鮮の秘密の基地を調べているアメリカの経済学者、カーチス・メルビン氏が、グーグルアースで金正日の邸宅と思われる写真と、平壌の主要な施設を捉えた写真を公開して注目されている。

メルビン氏は11日(現地時間)にCNNに出演して、プールやウォータースライダーがある邸宅の写真を、金正日が所有する邸宅の1つだと紹介した。

また、収容所の写真と平壌郊外にある北朝鮮最大の市場であるピョンソン市場、平壌と南浦の間にある18ホールのゴルフ場の写真も公開した。

2004年から2年続けて北朝鮮を訪れたことがあるメルビン氏は、これまで北朝鮮の主要な秘密施設をオンラインマップで表示し、衛星写真で北朝鮮全土の秘密の場所を探し出して外部に知らせてきた。

ウォールストリートジャーナルなどは5月に、メルビン氏のことを「民間のスパイ」と紹介し、世界で最も閉鎖的な国である北朝鮮がインターネットの挑戦を受けていると伝えた。

BBCも10日付の記事でメルビン氏が公開した写真などを紹介して、「衛星写真とインターネットのおかげで秘密に包まれた北朝鮮内部のベールが剥がされている」と報じた。

また、「金正日の邸宅には鉄道がある。これは地下につながっている」とも説明した。

メルビン氏はこの邸宅について、「こうした家は数ヶ所にあり、一時は道ごとにあった。海辺の近くにあり、よい道路は大体こうした団地につながっている」と伝えた。

BBCはそれ以外にも、金日成の銅像や平壌中心部にある主体思想塔、大同江ビール醸造工場などの写真を紹介して、「北朝鮮の2300万人の人生は苦労ばかり」と伝えた。