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北朝鮮外務省報道官(スポークスマン)は4日、国連安全保障理事会の制裁決議について「何によっても正当化されない白昼強盗さながらのでっち上げである」とする談話を出した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、北朝鮮の核保有は「世界最大の核保有国」である米国との対立の中での「不可避の自衛の選択である」とし、弾道ミサイル発射についても「衛星の打ち上げについて言うならば、それは主権国家の合法的権利である」と主張している。

また、「(米国は)武器開発とは全く縁のないスキー場施設のようなスポーツ器具まで輸入できなくするために『豪華商品輸出入禁止』という稚拙な制裁項目まで考案」し、「朝鮮労働党が人民に約束した社会主義的文明を享受できないようにし、ひいてはわが国の制度を崩してみようとする悪らつな敵対的目的と反人権的性格が潜んでいる」と非難。

続けて、「朝鮮半島の非核化が永遠に不可能になってしまった全責任は、対朝鮮敵視政策の放棄をあくまで拒否した米国が負うことになる」などとしている。