人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、誰もこうした「爆薬使用」を誰も犯罪行為とは考えず、河では作った爆薬で「ダイナマイト漁」に使用したりする。

両江道の西隣の慈江道(チャガンド)でも状況は概ね変わらない。

現地情報筋は、「当局は党大会を控えて、内部の敵対分子による破壊行為を未然に防ぐために爆薬を回収している。さらに、無線操縦の玩具の中国からの輸入を禁止し、市場で売られていたものも回収している」と語った。

しかし、当局がいくら取り締まりを強化してもさほど効果はないだろう。爆薬は、ガソリンや窒素肥料でいくらでも製造できるからだ。だからと言って、爆薬材料になる物資の輸入、販売、所有を禁止するわけにはいかない。中国から輸入されるプロパンガスも爆発物に利用できるが、これについては法の規制が全くない状況だ。