朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は23日、最高司令部の重大声明を通じて米韓の「斬首作戦」を非難した。こうしたなか、北朝鮮国営メディアの朝鮮中央通信は28日、二つの記事を通じて「斬首作戦」に言及しながら、米韓への非難を展開した。

28日に配信した記事「挑発者らに恐ろしい懲罰を加える敵撃滅の意志」では、「特殊作戦武力と侵略武力を投入していわゆる連合『斬首作戦』とわれわれの核・戦略ロケット戦力『除去作戦』までけん伝している敵に懲罰の砲火を浴せかける意志を固めている」と主張しながら、軍官や軍隊員の次のようなコメントを紹介した。

「米帝がこんにち、堂々たる核保有国である朝鮮と核戦争を行うとしてきた以上、みの着て火事場へ入る者らを一人残らず掃滅するというのがわが部隊のすべての将兵の同じ気持ちである」

「米帝のすべての特殊作戦武力と核戦争手段はもちろん、米本土もすでにわれわれの最先端打撃手段の照準圏内に入っている」

「米帝侵略者とそれに追従して余命の維持に血眼になった南朝鮮のかいらいを徹底的に掃滅するであろう」

別記事でも「斬首作戦」に反発

同日、朝鮮中央通信は、内閣機関誌「民主朝鮮」の「南朝鮮かいらい一味の「武力挑発」説の腹黒い下心を暴露」という論評を紹介。

このなかでも、「南朝鮮のかいらいのこれらすべての策動が『斬首作戦』を通じた『体制崩壊』を狙っている」と非難しながら、「かいらい好戦狂らが朝鮮半島の平和と民族の安全などは眼中になく、もっぱら対決と戦争野望に狂ってなんとしてもこの地に核戦争の火雲をもたらそうとしているということを再度如実に立証している」と韓国を非難した。

朝鮮中央通信が配信した報道全文と内閣機関誌の論評全文は次のとおり。

挑発者らに恐ろしい懲罰を加える敵撃滅の意志

【平壌2月28日発朝鮮中央通信】最近、チュチェ朝鮮の意志をくじいてみようと愚かな軍事的妄動に執着している米国と南朝鮮かいらいの最後のあがきは革命軍隊のこみ上げる憤激をかき立てている。

祖国守護の防衛線を守っている人民軍軍人たちは、南朝鮮にいわゆる特殊作戦武力と侵略武力を投入していわゆる連合「斬首作戦」とわれわれの核・戦略ロケット戦力「除去作戦」までけん伝している敵に懲罰の砲火を浴せかける意志を固めている。

朝鮮人民軍航空・対空軍軍官のパク・ジョンシク氏は、次のように語った。

過去の1950年代と数十年間にわたる朝米対決戦で敗北だけを喫した米帝がこんにち、堂々たる核保有国である朝鮮と核戦争を行うとしてきた以上、みの着て火事場へ入る者らを一人残らず掃滅するというのがわが部隊のすべての将兵の同じ気持ちである。

米帝のすべての特殊作戦武力と核戦争手段はもちろん、米本土もすでにわれわれの最先端打撃手段の照準圏内に入っている。

朝鮮人民軍軍官のリ・イルチョル氏は、朝鮮革命武力は任意の時刻、任意の場所で米本土に決心した通り打撃を加えられる強力かつ威力ある最先端攻撃手段で武装しているとし、自分の気持ちを次のように披れきした。

空言を吐かない白頭山革命強兵は、われわれの太陽を覆おうと狂奔している不倶戴天の敵、米帝侵略者とそれに追従して余命の維持に血眼になった南朝鮮のかいらいを徹底的に掃滅するであろう。

労農赤衛軍隊員のキム・ヒョクチョル氏は、わが共和国は半世紀以上にわたる米国の対朝鮮敵視政策によって時々刻々戦争の危険を強いられた、もし、米国が平和なこの空、この地に戦争の火雲をもたらすなら、わが軍隊と人民は積もりに積もった復しゅうの憤怒で侵略者を一人残らず掃滅して終局的滅亡を与えると述べた。

「民主朝鮮」紙 南朝鮮かいらい一味の「武力挑発」説の腹黒い下心を暴露

【平壌2月28日発朝鮮中央通信】最近、南朝鮮のかいらい一味が折に触れ、「北の武力挑発」だの、何のと言いふらしている。

28日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、かいらい一味の荒唐無稽(けい)な「武力挑発」説は朝鮮半島の情勢を悪化させ、北南関係を破たんさせた自分らの犯罪的責任をわれわれに転嫁するための常套的手口の一つであると暴いた。

論評は、かいらい一味が共和国のありもしない「挑発」と「脅威」をけん伝しているのは同族対決と北侵戦争策動をより悪らつに強行してわが共和国を謀略にかけて害し、自分らの「体制統一」野望をなんとしても実現しようとするところにその腹黒い下心が潜んでいると暴露し、次のように指摘した。

かいらい一味が「北の武力挑発」説をけん伝しているのは、米国上司の力を借りてわれわれをなんとしても軍事的に圧殺しようとする自分らの犯罪的策動を合理化するための狡猾(こうかつ)な術策の発露である。

暴かれたように、同族対決と北侵戦争に狂ったかいらい一味は米国の各種の核戦争手段と兵力を南朝鮮にヒステリックに引き入れてわれわれに対する軍事的圧殺策動に狂奔している。

特に看過できないのは、南朝鮮のかいらいのこれらすべての策動が「斬首作戦」を通じた「体制崩壊」を狙っていることである。

諸般の事実は、かいらい好戦狂らが朝鮮半島の平和と民族の安全などは眼中になく、もっぱら対決と戦争野望に狂ってなんとしてもこの地に核戦争の火雲をもたらそうとしているということを再度如実に立証している。

かいらい一味は無縁仏の境遇になりたくないなら、大勢の流れを直視して行動すべきである。

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