北朝鮮の労働新聞は25日、個人名の論説「米帝とけりをつけようとする千万軍民の信念は絶対不変」を通じ、米韓の「斬首作戦」や「戦略ロケット戦力除去作戦」などについて言及しながら、米韓合同軍事演習を非難。事態を収拾するためには米国が「謝罪」しなければならないと主張した。

「投降する米帝」として紹介された写真(2016年2月25日付労働新聞より)
「投降する米帝」として紹介された写真(2016年2月25日付労働新聞より)

さらに、労働新聞は「米国の与えられた宿命的な末路」というタイトルで朝鮮戦争時に投降した米軍らしき写真を掲載し、「前世紀の50年代3年間の朝鮮戦争で、悽惨に叩かれ満身創痍になった米軍、隠すこともできない敗者の悲惨なみすぼらしい姿だ」と紹介し、対米姿勢を露わにした。

「投降する米帝」として紹介された写真(2016年2月25日付労働新聞より)
「投降する米帝」として紹介された写真(2016年2月25日付労働新聞より)
「投降する米帝」として紹介された写真(2016年2月25日付労働新聞より)
「投降する米帝」として紹介された写真(2016年2月25日付労働新聞より)

労働新聞の論説を配信した朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 米帝とけりをつけようとする千万軍民の信念は絶対不変

【平壌2月25日発朝鮮中央通信】米帝は近く強行することになる「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル16」合同軍事演習の際、「作戦計画5015」の中核項目である連合「斬首作戦」と、われわれの核および戦略ロケット戦力「除去作戦」の現実性を検討すると公開的にけん伝している。

25日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、これはきわめて重大な政治的挑発であり、共和国に対する敵対行為の極致であると糾弾した。

論説は、今回発表された朝鮮人民軍最高司令部の重大声明は太陽をあえて覆ってみようとする者はそれが誰であれ、この世のどこにいてもあくまで追跡して容赦なく懲罰するという千万軍民の断固たる立場と百倍、千倍の報復意志の宣言だとし、次のように強調した。

空の太陽を覆ってみようとしながら、われわれの体制をどうにかしてみようとした南朝鮮のかいらいの罪悪は、最も残酷で、最も凄(せい)絶な代価を必ず払わなければならない。

米国も、同じである。

もし、米国がわれわれの警告に気を確かに持てず、引き続き愚かな軍事的妄動に執着するなら、われわれは最後の決戦のために、世紀を継いで打ち固めてきた朝鮮式の打撃戦で、この世が想像もできない報復聖戦でアジア太平洋地域の侵略基地はもちろん、米本土も灰じんに作ってしまうであろう。

大洋向こうの遠くに米本土があるので安全だと思うなら、それは誤算である。

米帝との対決戦に勇猛果敢に立ち上がってけりをつけようとする千万軍民の信念は絶対不変である。

米国は、運命の岐路に立たされている。

一つの道はわれわれの無慈悲な天罰をそのまま受ける道であり、他の道は遅くてでも謝罪し、事態を収拾する道に進むことである。

米国は、最後の選択をしなければならない。

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