北朝鮮の執権政党である朝鮮労働党の中央委員会は、5月に予定されている第7回労働党大会を控えて全党員に「70日戦闘(70日間キャンペーン)」を繰り広げるようアピールした。朝鮮中央通信が24日、報じた。
同通信によると、労働党中央委の「70日戦闘」をアピールする手紙を伝達する会議が平壌で開催。最高人民会議常任委員会の金永南(キム・ヨンナム)委員長が手紙を伝達しながら「米帝とその追随勢力がわれわれの社会主義を圧殺しようと最後のあがきをしている」と米韓を非難し、次のように主張した。
「全党員が党と革命のための非常な献身で強盛国家建設の最盛期を開くのはまさに、わが党の指導の偉大さに対する力強い実証、われわれの強大さに対する示威、わが偉業の正当性に対する雄弁になるであろう」
さらに、「第7回党大会を偉大な勝利で迎えるためのたたかいにおいて成果の重要な秘訣は幹部にある」と、内部結束を強調しながら、「歴史的な第7回党大会を控えて衷情の70日間キャンペーンを繰り広げることを熱烈にアピールし、偉大な朝鮮労働党の全党員がこのキャンペーンで栄誉ある勝利者になること」と、訴えた。