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事故が起きたのは1月末のこと。恵山(ヘサン)市の郊外、馬山洞(マサンドン)にある恵山鉱山でのことだ。労働者Aさんは体の調子が悪く、病欠申請を出した。しかし、鉱山の幹部は「5月に開かれる党大会を大成果を持って迎えようと皆一所懸命なのに、なぜ君だけ休もうとするのか」と嫌味を言われ、仕方なしに出勤することにした。

Aさんはただでさえ調子が悪いのに、ノルマを無理やり達成させるために長時間労働をさせられていた。結局、Aさんは足を滑らせて、深さ500メートルの立坑に転落して亡くなった。

一方、白岩(ペガム)郡の林産事業所では、氷点下30度近い極寒にもかかわらず、雪の中で木材生産をさせられていた人々が、足に凍傷を負う事故が発生した。