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北朝鮮で17日、長距離弾道ミサイル「光明星4号」の発射に関わった関係者に対する党・国家表彰の授与式が行われた。朝鮮中央通信、労働新聞が19日に報じた。

朝鮮中央通信によると、金正恩第一書記が授与式に参加。授与式の開始を宣布し、祝賀演説を行ったという。

演説で、金正恩氏は、「偉大なわが国家の自尊と権威、強くて勇ましい人民の不屈の気概を広闊(かつ)な宇宙万里にこれ見よがしに誇示した宇宙征服者たちは愛国者の中の愛国者、チュチェ朝鮮の立派な英雄である」としべながら、「朝鮮労働党と革命のために一身をなげうつ赤い科学戦士たちの愛国心を重んじる」と強調した。

さらに、金正恩氏は、5月に予定されている朝鮮労働党第7回大会について、「勝利者の大会、栄光の大会に輝かすうえで宇宙科学部門が旗印を掲げなければならない」としながら遂行のための具体的な課題と方途を提示したという。

また、「宇宙征服の道は単なる科学の道である前に、革命の道、自主、自立の道であり、金日成主席と金正日総書記の遺訓を貫徹するための領袖擁護戦、党政策死守戦であり、われわれの平和と自主権を奪おうとする敵対勢力との熾(し)烈な階級的闘争である」と強調した。

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授与式では、金正恩氏が、光明星4号打ち上げの成功に貢献した関係者に「金正日勲章」と「共和国英雄称号」「金星メダル」および「国旗勲章第1級」を直接授与した。

同日の午後には、関連部門の科学者、技術者、労働者、幹部に対して「金正日賞」「金日成主席のネーム入り腕時計表彰」「金正日総書記のネーム入り腕時計表彰」「朝鮮労働党の金正恩第1書記の表彰状」「朝鮮人民軍の金正恩最高司令官の表彰状」が授与されたという。