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中国の地下資源開発会社である「重鉱国際投資」と、北朝鮮の採取工業省傘下の企業である「恵山青年銅鉱」が共同投資して作った、「恵重鉱業合営会社」の恵山銅鉱山合作開発が、北朝鮮側が無理な賃上げを要求したため中断されたことが分かった。

最近、中朝投資合作会社である恵重鉱業合営会社に責任者として派遣されて勤務していた金氏(中国朝鮮族)は、中国で本紙の記者と会い、7月8日〜7月20日の間に会社が閉鎖されて本人は本国に帰ってきたと伝えた。

中国の鉄鋼会社として知られている「重鉱国際投資」は、北朝鮮の企業である「朝鮮鉱業開発貿易会社」と協約を結び、2006年11月に平壌でそれぞれ51対49の比率で出資して、「恵重鉱業合営会社」をスタートさせた。

「重鉱国際投資」はこの鉱山に2億人民元(現在、400億ウォン相当)をまず投資した。計画通りならば、今年の9月には設備工事を終えて正式に生産に入る予定ったという。

北側の労働者たちに1ヶ月の賃金として40ユーロ渡し、生産量の15%に相当する利益を北側当局に渡すという契約だった。だが北側が突然、労働者の賃金を80ユーロにして、生産量の20%〜25%を渡すよう要求してきたという。現在まで設備工事が70%完成しているが、重鉱国際投資は急いで人員を撤収させ、現在30人いた中国側の管理人員のうち6人が残って撤収のために最後の作業をしていると伝わった。

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金氏によると、北朝鮮当局が賃金を上げるよう強く主張して、そうでなければ出て行くように要求したため、中国の商務局に関連書類を送ったという。

開発が中断した両江道恵山の鉱山は、北朝鮮最大の銅鉱山の1つであり、銅の埋蔵量は42万トンに達し、北朝鮮の代表的な鉱山として知られている。恵山青年銅鉱は恵山からサムス郡、金正淑郡の方向に約3キロ離れた所に位置しており、一般の住民は普通「恵山鉱山」と呼んでいる。