北朝鮮の朝鮮中央通信11日、金英哲氏を団長とする朝鮮労働党代表団がラオスへ向けて出発したと配信した。金英哲氏は、朝鮮労働党中央委員会書記として呼称された。
![赤丸内が金英哲氏(2月はじめに開かれた会議で)](https://dailynk.jp/wp-content/uploads/2016/02/3da9b2685d5237fb1efa9118ae537d371-500x329.jpg)
元偵察局長の金英哲氏は、2月はじめに開催された連合会議拡大会議で軍服ではなく人民服で登場していたが、公式に党書記として呼称されるのは今回がはじめてとなる。
既にデイリーNKは、元偵察総局長の金英哲氏が、昨年末に死亡した金養健(キム・ヤンゴン)氏の後任として対南工作や南北対話業務を行う朝鮮労働党統一戦線部部長だけでなく、対南書記に就任したと見られると報じていた。
(参考記事:【インタビュー】天安艦沈没、延坪島砲撃を主導した金英哲氏とは?)