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別の情報筋によると、当局は住民を対象に「筆跡」の調査を行っている。その理由を当局は明かそうとしないが、金正恩氏を非難する落書きが見つかったようだ。

調査の方法は、ある日の労働新聞の記事を指定し、それをA4の用紙2枚に書き起こさせている。調査対象には子どもも含まれている。発覚を恐れて落書きを子どもに代筆させた可能性があるからだ。

理由を明らかにせず行われた筆跡調査により、地域社会では落書きの内容を巡り「金正恩氏の学力、性格、出身成分に関するもの」「世襲批判」「体制の危機」などと様々ま噂が飛び交い、住民を不安に陥れているという。

情報筋は「金正恩氏がいくら『人民大衆中心』などと言っても、住民の命に関わる事件をほったらかしにして、反政府的な落書きの捜査ばかりやっているのを見て、住民たちは怒っている」と伝えた。