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北朝鮮で携帯電話の普及が進んでいることが分かった。

北朝鮮では携帯電話が開通してから6ヶ月で、加入者の数が4万8千人にのぼったとボイス・オブ・アメリカ(VOA)が28日に伝えた。放送はまた、最近も加入者の数が増えていると伝えた。

エジプトの移動通信会社であるオラスコム社が去年12月15日から北朝鮮で始めた携帯電話事業は、初期の高い価格が加入者拡大の障害物になっていると言われていた。一方で、北朝鮮で携帯電話に加入した人は開通後2週間で1200人だったが、2月初めまでに加入者が6千人になるなど、急増する傾向にある。

2月4日にアメリカの技術専門媒体であるIDG通信との会見で、オラスコムテレコムのナギブ・サウィリース会長は、「軍や党の幹部ではなく一般の人が加入している」と述べ、「携帯電話の価格が高いのは事実だ。北朝鮮政府と協議する」と語っていた。

こうした情況を見ると、オラスコム社と北朝鮮の携帯電話の価格をめぐる協議がスムーズに進んだようだ。消息筋によれば、携帯電話の値段は、当初400~600ドルだったが、現在は120~300ドルと1/2以上下がったという。

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オラスコム社の携帯電話は平壌周辺で通話が可能だったが、通話可能な地域を年末までに北朝鮮全域に拡大する計画だと明らかにしている。

また、高速無線インターネット接続を利用しなければならないという北朝鮮内の外国人の求めに応じて、インターネット用の高速パッケージ接続(HSPA)サービスも間もなく開始すると説明した。