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米国のシンクタンク「ヘリテージ財団」と、新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙が発表した「2016年経済自由度指数(2016 Index of Economic Freedom)」によると、北朝鮮が調査委対象178カ国のうち、178位で最下位を記録。22年連続の最下位記録を更新したことがわかった。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が2日に報じた。

調査報告書によると、北朝鮮の経済自由度指数は100点満点で2.3点だった。調査対象国の平均指数は60.7点で、アジア地域の平均指数は59点だった。

報告書は、「世界で最も抑圧された経済体制を維持している」と評価しながら次のように分析した。

「賄賂が北朝鮮経済に慢性的な問題を引き起こし、中央政府と労働党と軍部が外貨稼ぎ部門で競争している。効果的な税金システムがないことから、国の資源が国防部門に集まっている」

規制の効率部分について「中国から食糧とエネルギーの支援を受ける北朝鮮は、中央政府レベルで、経済の各部分を強く規制して管理している」と指摘した。

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経済自由度指数は、法治主義と規制の効率性、政府の介入、市場開放などの4つの項目に渡って、経済活動を行う個人や企業の自由を妨げる政府の規制の程度を測定した結果だ。