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27日は朝鮮戦争の停戦協定締結56周年にあたる日だった。だがこれまで、北朝鮮の韓国に対する脅威は後を経たない。これからも増え続けるだろう。

現在、韓国と北朝鮮の間では戦争が完全に終わっていない。互いに敵対行為を50年間止めているだけだ。

特に国連司令部が、韓国に対して北朝鮮が停戦協定に違反した事例を調べた結果、停戦協定が締結された53年7月27日から今年の6月まで、あわせて249件あり、陸上が113件、海上が114件、空中が22件だったという。

60年代が82件と最も多く、70年代が32件、80年代が21件と減少傾向が見られる。

だが90年代に42件に増加し、2000年代に入った後すでに72件発生していて、大幅に増加している。

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北朝鮮の陸上での挑発の中でも代表的なものが、76年8月に板門店で起きた板門店斧蛮行事件だった。北朝鮮の兵士数署lがつるはしや斧で米軍を残酷に殺害した事件だ。

また、74年から90年にかけて、南侵用のトンネルが4ヶ所も発見された。その後、96年9月には江原道のカンヌンに北朝鮮の潜水艦が現れるなど、韓国に対する武力挑発が相次いでいる。

75年8月には北朝鮮の兵士2人が韓国の農夫を銃で脅して強制的に拉致した。さらに、数初?煌リ国に向けて機関銃を発射しており、MDLを超えた事例は数曙盾ノ及ぶ。

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海上での挑発を見ると、87年10月に北朝鮮の艦艇1隻が白翎島の海域に入り、韓国の漁船1隻を沈没させる事件が起きた。この事件で韓国の漁師11人が死亡した。

98年12月には南海のヨス海岸に潜水艇が出現したが撃沈された。99年と02年には北朝鮮軍が黄海のNLLを超えて来て、黄海交戦が勃発した。

このように北朝鮮は、NLLを超えて韓国の警備艇や漁船を攻撃しており、漁船の拉致も頻繁に起きている。海岸に侵入した事件は数曙盾ノ及ぶ。

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空からの挑発も相次いでいる。

69年4月には東海の公海上で偵察飛行をしていたアメリカの航空機が北朝鮮に攻撃されて、31人が死亡した。74年5月には漢江下流の上空を飛行していた米軍のへリコプター2機が機関銃で攻撃された。

また、金浦空港を離陸した後、故障して回航していたボーイング707旅客機に向けて北朝鮮が射撃したこともあった。81年8月には黄海5島付近の国際空域を飛行していたアメリカの偵察機を対空ミサイルで攻撃した。

特に69年12月には、カンヌンからソウルに向かっていた大韓空港YS-11機が北朝鮮のスパイによって拉致された。そして87年11月には大韓空港858機爆破事件も起きた。

このように、韓国に対する北朝鮮の挑発は止まることを知らず、これからも北朝鮮の停戦協定違反は増えると思われる。

北朝鮮は54年から在韓米軍の撤収を前提とした「平和協定の締結」を主張し、「停戦協定の無能力化」をはかってきた。6月にジュネーブの政治会議で、「南北平和協定の締結」について言及した後、平和協定の締結を求めている。

北朝鮮は停戦協定がアメリカと北朝鮮、中国の軍司令官の間で結ばれたが、中国軍が朝鮮半島から撤収したため、アメリカと北朝鮮だけが停戦協定の当事者であると主張して、韓国を停戦協定の当事国として認めていない。

韓国が5月25日に大量破壊兵器拡散防止国z(PSI)に加入した直後である27日に板門店代封能性は声明文を発表し、「我々の軍隊はこれ以上停戦協定に縛られない」と主張した。

キム・ヨンチュン人民武力部長は26日に、平壌で開かれた中央報告大会で、「朝鮮戦争が終わってすでに半世紀が過ぎたが、帝国主義との対決は未だに続いている。敵の制裁騒動と軍事的な挑発策動のため、いつ戦争が起きるか予想も付かない、非常に危険な時期に来ている」と、朝鮮半島の危機を一層高めるかのような発言をした。