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対北ラジオ放送である自由北朝鮮放送(代表キム・ソンミン)が開局3周年を迎えた。

自由北朝鮮放送は8日、ソウルのシンジョン洞に移転した新しい事務室で、黄長ヨプ北朝鮮民主化委員会委員長と、姜哲煥副委員長、パク・チャンスク、ハンナラ党議員などが参加した中、3周年記念行事を開催した。

記念式は素朴だったが、参席者の放送に対する熱い思いと期待で、式場は盛り上がった。

自由北朝鮮放送は去る1日から放送時間を1時間拡大した。放送は毎日午前5時30分-6時30分、午後 7時-8時に、北朝鮮に送られる。

黄長ヨプ委員長は祝辞で、“3年間放送をここまで導いてきたことを高く評価して感謝する”と述べ、“自由北朝鮮放送を始めてよくやったということと、この仕事は非常に重大であるということが、日増しに切々と感じられる”と言い、参加者を祝した。

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黄氏は“現時代では例のない反逆的かつ反民主主義的な犯罪的独裁政権をとり除くことが、我が民族の最大課業であり義務である”と述べ、“使命感を持って闘おう”と語った。

KBSの社会教育放送の司会出身のパク・チャンスク、ハンナラ党議員は、“自由北朝鮮放送が北朝鮮の現実と人権を知らせて、暴圧政治に対して北朝鮮の住民たちが追求しなければならない価値が何なのかを伝えていってほしい”と激励した。

この日‘対北放送の現況と課題’という主題で開かれた開局3周年記念セミナーでは、対北放送が追求しなければならない役割と課題が重点的に議論された。

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自由北朝鮮放送のイ・グムリョン記者は、“2004年に北朝鮮を脱出するまで、北朝鮮で韓国のテレビやラジオを聞いていた”と述べ、“好奇心から聞き始めた対北ラジオ放送を、一日でも聞かなければひどい疲れが出そうだった”と語った。

イ記者は“今も北朝鮮では外部の消息を聞くために、ラジオを聞く人が増えている”と述べ、“対北放送を通じて北朝鮮の住民に、自由と民主主義が何なのかを知らせなければならない”と語った。

自由北朝鮮放送は2004年に、2月16日(金正日の誕生日)の第1回試験放送と、4月15日(金日成の誕生日)の第2回試験放送を経て、4月20日から正式放送を開始した。

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開局3年を迎えるまで、北朝鮮政府が南北会談の席で放送の中断を要求し、親北朝鮮団体による抗議や脅迫が続くなど、試練を経てきた。

キム代表は”どんな困難があっても北朝鮮の住民の自由と人権のために使命をつくす”と抱負を明らかにした。