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道路工事のきっかけは、昨年に金正恩第1書記が清津市を訪れた際、港から駅までの道路の状態を「ゴミ捨て場」「肥溜め」などと酷評しながら激しく批判したことだった。幹部たちは大慌てで道路の補修、拡幅工事を始めたというものだ。

現地情報筋によると、重要度の高い1線道路、2線道路の工事は終わったが、市民が多く利用する3線道路の工事は着手すらできていない。最近になって、やっと市内の人民班の会議(町内会の寄り合い)で「今年5月の朝鮮労働党第7回大会までに、今行っている道路工事を完成させよ」との指示が伝えられた。

あちこちで行われている道路工事には、多くの市民が日々動員され、同時に工事資金の供出も要求されている。また、指示に従い工事のスピードアップを図るため、区域、機関、人民班ごとに担当区域を割り振り、競争を煽っているという。

しかし、こうして作られた道路だが、市民が使えない状況となっているというのだ。