2015年に、公式ルートで中国を訪問した北朝鮮国民の数が増加したことが明らかになった。

米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、中国当局の発表を引用し、2015年に中国に入国した北朝鮮人は18万8300人で、2014年の18万4400人より2.16%増加したと報じた。

このうち、就業目的の入国者は9万4200人で、全体の半分を占め、去年より5.7%増加した。一方、会議やビジネス目的の入国者は2万5900人、観光目的はわずか1500人だった。

性別で見ると、男性が15万8200人で全体の84%を占めた。年齢別では、45歳から65歳が10万人で最も多く、次いで25歳から44歳が7万人だった。交通手段別では船が8万人、飛行機が3万9000人、車が3万2000人、鉄道は2万9000人だった。

なお、これはあくまでも公式ルートで中国に入国した人の数で、川を渡るなどして中国に入国した人の数は含まれていない。統計は存在しないが、密輸などの目的で頻繁に北朝鮮と中国を行き来する人の数は相当数にのぼると思われる。