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全世界167ヶ国の中で韓国の世界民主主義発展順位は31位と、比較的上位圏にあるが、北朝鮮はワーストワンを記録して対照を成した。

イギリスの時事週刊誌エコノミストは、毎年発行する出版物である ‘世界の展望’ 2007年度版で、選挙過程及び市民権、多元主義、政府の機煤A政治への参加、政治文化など 5分野の 60指数を基に、国家別に民主主義指数を出し、このような結果を発表した。

エコノミストは調査結果に基づいて ▲完全な民主主義(full democracy) 28ヶ国 ▲欠陥のある民主主義(flawed democracy) 54ヶ国 ▲(権威主義と) 混合した民主主義(hybrid democracy) 30ヶ国 ▲権威主義政権(authoritarian regime) 55ヶ国を分類した。

この分類によって ‘完全な民主主義’国家に分類された人口は全世界の人口の 13%に過ぎず、人口の約 40%は相変らず権威主義体制の下で暮らしていることが明らかになった。こうした結果は、この数十年間、全世界的に民主主義が倦まず弛まず伸張されたという評価にもかかわらず出された数値であるため、意味するところが大きい。

国家別ではスウェーデンの民主主義指数が 10点満点のうち 9.88で 1位を占め、アイルランド(9.71)とオランダ(9.66)、ノルウェー(9.55)がそれにあい次いだ。関心を集めたアメリカは 17位、日本 20位、イギリス 23位、フランス 24位を記録し、主要先進国の民主主義の点数は予想を下回った。

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特に韓国は ‘欠陥のある民主主義’ 国家 54ヶ国のうちの一つに分類され、全体 の31位で、 北朝鮮は民主主義指数(1.03)が一番低い167位として、独裁国家の代名詞と呼ばれるようになった。

大陸別平均民主主義指数は、北米とヨーロッパが 8.64と8.60で先頭をきり、中南米(6.37)東欧(5.76)、アジア太平洋(5.44) という順番だった。中東・北アフリカ(3.53)とサハラ砂漠以南のアフリカ(4.24) 地域が最下位圏だった。

一方、2007年に民主主義に変化が予想される主要観察対象国10ヶ国には香港、台湾、バングラデシュ、アルメニア、ロシア、ナイジェリア、ブルンジ、ギニア、ギニアビサウ、モーリタニアが指定され、このうち香港だけに肯定的な変化が予想された。