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今月20日からスイス開かれる世界経済フォーラム(ダボス会議)に北朝鮮の李洙墉(リ・スヨン)外相が出席するといわれていたが、同会議の組織委員会が核実験を理由に招待を取りやめた。

北朝鮮代表がダボス会議に出席すれば、1998年以来の18年ぶりということもあり、注目されていたが、核実験の余波がここにも及んだ形だ。

AP通信などによると、スイスのジュネーブに本部を置くWEFは声明を通じて「昨年は、北朝鮮が国際社会の対話に参加する機会になりうる動きがあったことから、北に招待状を送ったが、先週に核実験をおこなっただめに、招請できなくなった」と述べた。

一方、北朝鮮はダボス会議の対応を非難した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、ジュネーブ国連事務局、国際機構に駐在する北朝鮮代表が世界経済フォーラム経営局長に抗議の手紙を送った記事を配信。手紙は「(招請取り消しは)国際機構としての初歩的な公正さと原則まで喪失したきわめて不穏当な行為である」と指摘したという。