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健康が悪化しているため、金正日が強盛大国建設の年である2012年まで生存するのは難しいだろうと、平壌の高官と頻繁に接している消息筋が伝えた。

同消息筋は19日に、中朝国境地域にある中国側の都市で行ったデイリーNK記者とのインタビューで、「金正日は健康状態が深刻で、平壌の高麗ホテルのワンフロアを借り切ってそこに医療設備を設けて、治療を受けている」と話した。

また、「高麗ホテルは人の出入りも多く、外国人も滞在しているところだが、金正日がいつも利用している宿所には保衛部員や側近もいて、外部から追跡される危険性も高いため、地下通路を利用して高麗ホテルに行っていると聞いた」と伝えた。

さらに、「金正日本人は強盛大国建設の年である2012年までは生きなければならないと思っているそうだが、側近たちは否定的だ」と話した。

消息筋は、外国人観光客が多く出入りする高麗ホテルで金正日が治療を受けているのは、外国人の医療陣が治療しているからだと思われると話している。外国の医療陣が高麗ホテルに宿泊して、随時金正日の健康状態をチェックして、治療することができるからだという説明である。

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すい臓ガン説について聞くと、「具体的な病名は知らないが、健康状態が非常に悪いのは確かだ」と伝えた。

開かれた北朝鮮放送(代普Fハ・テギョン)が発行するニュースレター「開かれた北朝鮮通信」(21号)も18日に、金正日は散歩をする時も保衛部員2人にささえてもらっていると伝えた。

このニュースレターによると、金正日の警護を担当している保衛総局の兵士が2日に、「金正日はちょっとした坂を上る時も、息が荒くなって苦しくなることがある」と伝えたという。

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アメリカのワシントンタイムズ誌が9日に、「金正日の健康が悪化しているため、余命1年という予想も出ている」と報じた。また、韓国のニュース専門チャンネルYTNも13日に、金正日がすい臓ガンに侵されていると伝え、金正日の生命が脅かされているという説の信憑性がさらに高まった。