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北朝鮮の軍事費のGDP(国内総生産)に占める割合が世界で一番高いことが明らかになったと、政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

米国防総省が発表した「2015年世界軍備支出武器移転報告書」によると、2002年から11年間、北朝鮮は年平均で40億4000万ドル、GDPの23.8%を軍事費に費やし、GDP比で世界一となった。これは、2位のオマーン(10.9%)と比べても非常に高い数値だ。

二桁を記録したのはこの二カ国だけで、3位のエリトリアでも8.6%だ。米国は4.3%、中国は2.1%、韓国は2.5%、日本は1.1%だ。

1450万人に達する労働人口に占める兵士の割合も、8.1%で世界一高く、兵士の人数も年平均117万人で、世界4位を記録した。これは全人口(2390万人)の4.9%に達する。

ちなみに、11年間の北朝鮮の年平均GDPは170億ドルで、世界101位だ。