人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

日本海側の住民は、適当な稼ぎがない。6月から10月の間は「魚が我が家を食べさせてくれる」と、イカ、ハタハタ漁にむけて、5月から家財道具から家まで売って、木造船と漁具を調達する家もある。しかし、ほとんどの漁民が小さな木造船、それも故障が多い中国産エンジンと通信装置なしで、無理な操業をするため、時化やエンジンの故障などで、遭難するのだ。

「先月までは、新浦、端川、金策、清津など東側の海岸では、遭難にあった漁民を待ちわびる家族をたくさん見かけた。しかし、北朝鮮当局は、家族を失った遺族の心情も理解せず、なんら対策を立てていない」(咸鏡南道の情報筋)