• ある元収容者は、チョンゴリの第12教化所では1997年と1998年に腸じフスにより約500人の収容者が死亡したと述べた。別の元収容者は2009/2010年にも同じ刑務所で腸じフスが発生したと証言した。多数が死亡したため作業班が機能しなくなった。証人自身も腸じフスを患って衰弱し、看守は死期が近いと判断された者のための部屋に移した。生き延びられたのは熱を下げるため窓のつららを舐めたからだと考えている。まだ生きていることが分かり、もとの房に戻された。それから薬が与えられ、生きることができた。
  • 五老の第22通常刑務所(教化所)の元収容者だった女性は、多数が刑務所での飢餓と殴打で死亡したと述べた。死体はとうもろこし倉庫に集められ、集団埋葬地に捨てられた。
  • 元人民保安省(MPS)担当官は、江東郡の第4教化所を訪問したときに飢えた多数の収容者たちが放置されて死ぬのを見た。その光景に衝撃を受けた証人は2010年に人民保安省矯正局に問い合わせ、第4教化所では年間800名以上の収容者が死亡していることを知った。多くの収容者が近くの平壌出身であったことも死亡率を高めていた。犯罪者の家族は平壌から遠隔地に追放されるからである。すなわじ、家族が定期的に面会して差し入れすることができなかった。

(b)短期強制労働収容所

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軽罪犯は短期収容所に送られて1ヶ月から1年にわたり収容されるのが通常であった。

例えば、中国から送還され、滞在期間が短期であり教会や韓国民との接触はなかったと国家安全保衛部が認定した者はこのような収容所に送られるのが普通である。「成分」が良い者が中国製携帯電話を使用しあるいは外国映画を観た場合には、このような施設に有期で送られた。

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