➢ 772
収容者が食べ物の削減によりやむを得ず行った行為、例えば、看守の食べ残し、動物飼料、収容所での育成作物の盗みなどは、即決処刑を含めた厳罰に処せられた。
- シン・ドンヒョク氏は、7歳位の女の子が数粒をポケットにこっそり入れていたときのことを語った。看守が見つけて棒きれで激しく叩き、その怪我で女の子は死んだ。
シン氏はまた、収容者たちが床に落じている草や食べかすを看守にみつからないようこっそり食べていたと語った。
「食べているところを看守に見つからないようにしなければならなかった。床に落じている食べかすを食べる許可を看守から得なければならないこともあった。ネズミはたくさんいた。いくらでもいた。収容者たちはネズミを追いかけて捕まえていたが、看守の姿があるときには、仲間のうじでも成績が最も良い者がネズミを捕まえて食べる許可を看守に求めた。看守の機嫌がよいときには許可されたが、ネズミ捕獲が許可されないこともあった。捕まえたネズミが看守に見つからないよう、パンツの中に隠すこともあった。」
