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北朝鮮が先月13日に「ウラン濃縮作業に着手する」と主張し、韓米情報当局が監視を始めたが、まだ証拠が捉えられていないことが分かった。

現在、韓米情報当局は濃縮施設であると疑われている寧辺や平北道チョンマサンなど、北朝鮮の複数の場所を精密に監視している。

情報当局の消息筋が8日に、「先月13日にウラン濃縮作業に着手すると北朝鮮の外務省が発表した後、ウラン濃縮施設と疑われる複数の場所を精密に監視しているが、まだ証拠が捉えられていない」と明らかにしたと、聯合ニュースが報じた。

この消息筋は「もし北朝鮮が濃縮を始めても、北朝鮮には地下施設がかなり沢山構築されており、証拠をなかなか確保できないという側面もある」と述べ、「だが濃縮作業に着手すれば、その証拠をある程度確保できるというのが、韓米情報当局の一致した評価」と語った。

これと関連し、在韓米軍の高位関係者は2日に国会の国防委員会の補佐陣を招待した会合で、「北朝鮮がウラン濃縮をしているという主張は不確実な点が多い」と言いながらも、「地下施設が複数構築されており、証拠をまだ捉えることができていない」と説明した。

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この関係者は「一方で、北朝鮮が濃縮作業に取り掛かれば、韓米はその証拠を探し出すことができるだろう」と述べ、「北朝鮮の疑わしい施設を複数注視している」と強調したと伝わった。

核の専門家たちは、北朝鮮が濃縮作業に取り掛かると主張してから25日経っても証拠が捉えられていないのは、地下の小規模な施設で作業が行われているか、まだ濃縮作業を開始していないからだと分析している。

イ・サンヒ国防長官も先月30日に国会の国防委に出席して、「推進しているのは確かだと判断している」と前置きした後、「ウラン濃縮は180〜300坪の狭い空間で行うことができ、プルトニウム再処理施設と異なり、隠蔽しやすい」と語った。

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北朝鮮は先月13日に出した外務省の声明で、国連安全保障理事会の対北決議1874号に強く反発して、「ウラン濃縮作業に着手する」と主張し、「軽水炉の建設が決まったため、核燃料を保障するためのウラン濃縮技術の開発が推進されて、試験段階に入った」と明らかにしている。