北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、南北次官級会談(11~12日)が事実上決裂したことについて短く報じた。決裂の原因については、韓国側が「不当な主張」に固執したためとしている。
朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。
第1回北南当局会談
【開城12月12日発朝鮮中央通信】第1回北南当局会談が11、12の両日、開城工業地区で行われた。
会談で北側は、民族の和解と団結を願う全同胞の志向と念願に即して最も切実かつ実現可能な金剛山観光の再開問題と離散家族・親せきの面会問題を早急に解決し、各分野の民間レベル交流を活性化していくという建設的な提案を打ち出し、誠意のある努力を尽くした。
しかし、南側は金剛山観光の再開のような根本的な問題の討議を拒否し、不当な主張を固執した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面南側のこのような誤った立場と態度によって、今回の会談は何の結実もなしに終わった。---