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北朝鮮の総政治局長であるチョ・ミョンロク副元帥が危篤であると伝えられる中、チョ副元帥の後任として、総政治局副総局長であるパク・ジェギョンとヒョン・チョルヘのうちの一人が選任される可能性が高いという予想が出た。

クオン・ヤンジュ国防研究院対北政策研究室長は最近発表した‘総政治局長チョ・ミョンロクの重病説と金正日の悩み’という分析で、“金正日はチョ・ミョンロクに何かがあった時、できるだけ早く人選を行うはずだから、急激な変化をもたらす人事はしないだろう”と述べ、このように予測した。

パク・ジェギョンは人民軍総政治局組職担当副総局長、ヒョン・チョルヘは常務副総局長を勤め、金正日の現地視察に最も多く同行しているという。

クオン室長は“金正日の信任を受けているという総政治局副総局長であるパク・ジェギョンとヒョン・チョルヘは、早くから総政治局で働いてきた”と説明し、“この2人の人物は北朝鮮軍を安定的に管理する適任者になり得る”と強調した。

更に、“北朝鮮がいくら閉鎖的独裁国家だといっても、機箔I統制だけでは限界があるため、チョ・ミョンロクのように立派な人柄と資質をそなえた人物が必要だ”と指摘し、“金正日としては自分の体制維持のために、対外的な関係改善と協力、支援が切実だが、このためには内部の安定が前提条件である”と付け加えた。

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クオン室長 はまた、“チョ・ミョンロクの後任として、パク・ジェギョンとヒョン・チョルヘだけでなく、オ・クンニョル、キム・ヨンチュンなどもあげることができる”と述べ、“オ・クンニョルは空軍司令官と総参謀長を勤めた空軍出身で、最近、金正日を側近として補佐している実勢として分類されているため、総政治局長任命から排除することができない”と説明した。

クオン室長は“キム・ヨンチュンは北朝鮮国内の序列が5位で、軍内の序列は金正日、チョ・ミョンロクに続き3位である核心人物”と述べ、“キム・ヨンチュンが去る4月11日の最高人民会議で、国防委員会副委員長に任命されたことを考慮すると、国防委員会第1副委員長職を勤めているチョ・ミョンロクに何かがあった時に備えた事前の布石を打つ可能性がある”と予想した。

しかし、“先軍政治で軍部の位相が大きく格上げされている状況で、金正日は政権の安定と幹部の老齢化にも備えなければならないという、二重の課題を抱えている”と言い、“総政治局長にキム・ヨンイルとキム・ギョクシクなど、意外に若い人物が突然任命される可能性もある”と指摘した。