米国のニュースサイト、ワシントン・フリー・ビーコンは8日、国防総省関係者の話として、北朝鮮が11月28日に日本海で行った潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に失敗した際、潜水艦が深刻な損傷を負ったと報じた。
米国の人工衛星が破片を分析した結果などから判明したという。ミサイルがセイル(艦橋)後方の発射管から正常に射出されなかったことが原因とみられる。
被害の詳細は不明だが、国防総省関係者はこの失敗が北朝鮮のSLBM開発に大きな打撃になると予想している。
実験は、金正恩第1書記が見守る中で行われた可能性が指摘されている。