だが、現在平壌市内では中心部を除き1日3時間しか電気が供給されていないことから、幹部たちの言葉は嘘だったと情報筋は批判している。
この発電所は、慈江道(チャガンド)の龍林(リョンリム)郡を流れる将子江(チャンジャガン)に龍林ダムを建設し、せき止めた水を地下水路を通して、東新(トンシン)郡の清川江(チョンチョンガン)のほとりにある煕川1号発電所まで落として発電するというものだ。
清川江の流域にはそれ以外にも、2号から12号の発電所(別名清川江階段式発電所)があり、合計で42万キロワットの発電容量を確保できたはずだった。
またもや「速度戦」の弊害
ところが、実際にはフル稼働ができない状態と思われる。