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北朝鮮政府が、既存の市場を数日間閉鎖する措置を下すなど、市場を農民市場に転換するための措置を取っているが、住民の反発にあい、総合市場は現在正常に運営されていると伝わった。

平壌のカンドン郡に住む消息筋はデイリーNKとの通話で、「今年の4月中旬に、ピョンソンの卸売り市場が7-10日間閉鎖されたが、その後再開して現在まで正常に運営している」と伝え、「今年の初めに既存の市場を閉鎖して農民市場に替えるという話を聞いたが、閉鎖された市場はない」と話した。

また、「4月にピョンソンの卸売り市場が閉鎖された正確な理由は分からないが、大規模な卸売り業をしている個人の販売者に対する大きな検閲や調査があったからという話を聞いた」と述べ、「この過程で販売者たちの強い反発があり、市場の閉鎖を続けることができなかったと思われる」と語った。

この消息筋はまた、「カンドン郡と平壌の各区域の市場では、今年に入って市場の閉鎖に対する話はたくさん出たが、現在までどのような措置も実施されておらず、市場は正常に開かれている」と付け足した。

新義州の消息筋も、「総合市場の閉鎖に関する話はたくさん出回ったが、現在まで特別な措置はなく、正常に市場が運営されている」と言い、「平城場も正常に運営されていて、新義州とピョンャ唐?sき来して商売する人たちは相変らず多くて、夏になって商売をする人が更に増えた」と明らかにした。

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更に、「現在も市場の閉鎖に関する話が出回っているが、今年の初めほど市場の閉鎖に対する話があまり出ていない」と述べ、「これは実際に商売をしなければ暮らすことができない住民たちが反発したためで、市場の閉鎖に対する政策の推進はますます難しくなっているとみんな思っている」と付け足した。

特に、「一般の住民だけでなく、幹部たちも市場がなければ暮らすのが大変」と言い、「市場の閉鎖措置を直接することになる幹部たちも、市場の閉鎖に対しては随分否定的な認識を持っているため、総合市場を閉鎖して農民市場に転換するのは難しいだろう」と話した。