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朴正熙暗殺や李輝昭の事故死にアメリカが関与していなかったにしても、CIAが核武装に向けた韓国の野心をくじくために「作戦」(オペレーション)を展開していたことは事実だ。

そして、そのオペレーションにおいて主人公のひとりとなったのが、30歳そこそこの若きスパイ、リチャード・ローレスその人だったのである。(敬称略/つづく)

(取材・文/ジャーナリスト 李策)

【連載】韓国「核兵器開発」秘史(中) 若きCIAスパイの暗躍