人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮が抑留している現代アサンの職員ユ氏について、「不順な犯罪者であり、人民は許していない」という強硬な立場を明らかにしたことが2日に分かった。

北朝鮮は先月27日に、南北実務会談の首席代表である中央特区開発指導総局のパク・チョルス副総局長名義で、開城工団企業協会のキム・ハックォン会長宛の通知文を送り、この日で抑留されてから94日経っていたユ氏に関して言及し、非常に不順な犯罪という点を強調していたことが分かった。

通知文は「ユ氏は朝鮮の体制を批判して、脱北を煽動する非常に不順な犯罪を敢行した」と述べ、「このような者に対して、人民はほんのわずかでも許してはいない」と明らかにして、ユ氏の問題が長期化する可能性を示唆した。

北側はまた、賃金の引き上げや土地賃貸料5億ドルの支給など自分たちの要求に対して、「これは6・15共同宣言を全面的に否定した南側政府のため」と言い、「契約当事者ではない南側の当局と実務接触をするのもこのため」と主張したという。

こうした主張には、自分たちの開城工団関連法や契約の再調整が、南側当局の対北政策の結果であると強調し、韓国の入居企業や政府間の葛藤を助長しようとする意図があると思われる。