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「彼女は、一緒に食事をしようと誘っても断った。周りの乗客が、ごはんを食べ始めると席を外すこともあった。死亡する数日前からずっと横たわっているので、寝ているものだとばかり思っていたが、清津駅に着いても動こうとしないので、起こしてみたところ死んでいた」

咸鏡北道の別の情報筋によると、この話はあっという間に清津市内に広がり、街全体が彼女を悼む雰囲気となっている。彼女が両親のためにコメに手を付けずに死んでしまったことで、列車がまともに運行されないことに対する恨みの声が上がっているという。

また、白頭山英雄青年発電所が完成しても電力事情や列車運行は全く改善せず、むしろ発電所の工事や水害で大きな被害を受けた羅先(ラソン)市の復旧工事の資材運搬を優先したため、一般列車の運行にさらなる支障が出ていると不満が高まっている。