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一般の食堂や道端で売られており、1羽で5ドル、4万3000北朝鮮ウォン(約610円)ほどだ。コメ8キロ分にあたる結構なお値段だが、ささやかな楽しみとなっている。

アヒル料理一つをとっても、北朝鮮の経済格差が見えてくる。こうした格差を称して「病んだ社会、貧富の王国」と、揶揄する声もある。

北朝鮮では、厳しい冬を迎えようとしている。毎年、この時期になると練炭すらまともに買えず、寒さに震える庶民が大勢いる。凍死する住民も絶えない。こうした北朝鮮の現実を忘れてはならない。