北朝鮮が武装勢力「イスラム国」(IS)との関係を否定した。
北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)が運営する対南サイト「わが民族同士」は23日、韓国国会で国家情報院(国情院)が「北朝鮮とISが連携して韓国でテロを行う可能性は常にあるが、顕著な証拠はない」と述べていたことに対して「同族に対する謀略と捏造を業とする者たちだけができる話題だ」と主張した。
さらに「危機が醸成されるたびに謀略的な事件を操作して荒唐無稽な詭弁を広めているのは、南朝鮮情報院(※国情院)の常套敵手法だ」としながら「根も葉もない謀略と捏造で、わが共和国の尊厳と地位に恥をかかせて南北関係の改善ムードを害しようとする南朝鮮当局と情報院の術策はどこにも通じない」と国家情報院を批判。
最後に「南朝鮮情報院が謀略と捏造に縛られて走るほど民心の恨みと怒りはさらに大きくなるだろう」と非難した。